TE5.外関 |
落枕穴(奇穴) |
寝違いの治療の実際~第1回目~
(1)第1の治療法~「落枕穴」を利用した治療法~
●「落枕穴」(奇穴)に直刺して頚部の運動をする。<参考図:東洋医学見聞録、西田皓一著>
●場所は手背部で第2・第3指中手骨間の中手指節関節の上方0.5寸にあり指圧すると圧痛がある。
●近位指節関節と中手指節関節の間で中央よりやや末梢部に小さなグリグリが横になっているのを触れる。ここでは圧痛が一段と敏感である。
(2)第2の治療法~「奇経帯脈」を利用した治療法~
●刺鍼は両側または患側の「GB41.足臨泣」と「TE5.外関」で十分であるが、さらに患側の「帯脈穴」加えるとよく効く。
※TE5.外関(がいかん)<参考図:経穴解説、藤本蓮風著>
●取穴部位:陽池穴の上2寸、総指伸筋腱と小指伸筋腱の間
●要 穴:経穴
●筋 肉:総指伸筋、小指伸筋
●運動神経:橈骨神経
●知覚神経:後前腕皮神経
●血 管:後骨間動脈
(3)第3の治療法~「懸鐘穴」(絶骨)を利用した治療法~
(4)第4の治療法~「後谿穴」と「人中穴」の併用~
(5)第5の治療法~落頚穴~
(6)治療の仕上げに~「阿是穴」を刺す~
<参考資料:東洋医学見聞録、西田皓一著>
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