2012年6月1日に、ヒューマンワールドから初版された
『線維筋痛症の診断と針灸治療』~線維筋痛症はもはや難病ではない~を紹介をします。著者は、西田順天堂内科・院長・西田 皓一 先生です。この本の「はじめに」から引用します~~~治療に行き詰まった時、見方を変え、治療法を変えれば解決する時もある。著者は、日常の診療に東西医学を利用している。東洋医学と現代医学との両方の世界に身を置いていると、針灸治療という貴重な宝物を利用しないのは大きな損失でsるように思われる。現代人は、現代医学の固定観念を時には破棄し、発想を転換して、違った方法での治療に挑戦してみてはどうだろうか。「線維筋痛症」を治せるか否かは、この点にかかっている。東洋医学は、紀元前後に『黄帝内経素問・霊枢』の中では、筋肉関節組織の大事さに着目し、その生理、それが病んだときの病態生理、治療の仕方が詳細に記録されている。これが「経筋病」である。人間の生理機能は、何百年経ってもそんなに変化するものではないらしく、2000年以上前に書かれた内容をそのまま追試しても、現在そのまま効果を収めることができる。線維筋痛症の治療に難渋している現代医学を補充するものとして、針灸治療は立派にその役を果たすことができるのである。これこそ正に、「温故知新」と言える。~~~
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ISBN9784903699363
1995円 |
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