2012年8月27日月曜日

経筋治療の本(4)

 2012年6月1日に、ヒューマンワールドから初版された線維筋痛症の診断と針灸治療線維筋痛症はもはや難病ではない~を紹介をします。著者は、西田順天堂内科・院長・西田 皓一 先生です。この本の「はじめに」から引用します~~~治療に行き詰まった時、見方を変え、治療法を変えれば解決する時もある。著者は、日常の診療に東西医学を利用している。東洋医学と現代医学との両方の世界に身を置いていると、針灸治療という貴重な宝物を利用しないのは大きな損失でsるように思われる。現代人は、現代医学の固定観念を時には破棄し、発想を転換して、違った方法での治療に挑戦してみてはどうだろうか。「線維筋痛症」を治せるか否かは、この点にかかっている。東洋医学は、紀元前後に『黄帝内経素問・霊枢』の中では、筋肉関節組織の大事さに着目し、その生理、それが病んだときの病態生理、治療の仕方が詳細に記録されている。これが「経筋病」である。人間の生理機能は、何百年経ってもそんなに変化するものではないらしく、2000年以上前に書かれた内容をそのまま追試しても、現在そのまま効果を収めることができる。線維筋痛症の治療に難渋している現代医学を補充するものとして、針灸治療は立派にその役を果たすことができるのである。これこそ正に、「温故知新」と言える。~~~
ISBN9784903699363
1995円


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