2012年8月17日金曜日

鍼灸治療の本(1)

 高知県南国市の西田順天堂内科・院長・西田 皓一先生が、2011年8月22日に出版されました 図解・奇経療法の臨床応用を紹介します。
ISBN9784861291449
3150円
奇経療法の概要
①人体には、「奇経八脈」という八つの脈の流れがある
②奇経療法は、、「奇経八脈」を利用して、診断治療する治療法である
③奇経療法は数少ない取穴で、全身を治すことができる治療法である
奇経八脈、十二経脈と臓腑の関係
「奇経八脈の組み合わせ」による大まかな治療範囲
SI3.後谿(手太陽)⇔BL62.申脈(足太陽)
     督脈                 陽蟜脈      <通じている奇経>
主に膀胱経と手足の陽経のすべて⇒正中線に近い頚項部、肩部、肩甲部、耳の後、内眼角  
SP4.公孫(足太陰)⇔PC6.内関(手厥陰)
       衝脈            陰維脈              <通じている奇経>
主に循環器疾患、消化器疾患⇒心(循環器系)、胸部、腹部、胃、咽頭痛
GB41.臨泣(足少陽)⇔TE5.外関(手少陽)
                    帯脈                             陽維脈         <通じている奇経>
主に身体の外側の異常⇒腋窩、外側の項部、肩甲部、顔面と頬、耳の後、外眼角
LU7.列缼(手太陰)⇔KI6.照海(足少陰)
                 任脈                           陰蟜脈              <通じている奇経>
主に呼吸器疾患、消化器疾患⇒呼吸系、咽頭部、胸郭部

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