2012年8月19日日曜日

針灸治療の本(2)

 1991年5月15日に、東洋学術出版社から初版された写真でみる脳血管障害の針灸治療~「醒脳開竅法の理論と実際~の紹介です。
 兵頭 明先生の「あとがき」から抜粋しました。
 脳血管障害に対する針灸治療に初めてのシステム化がなされた。それが本書にて紹介した「脳開竅法」である。この治療法は、脳血管障害に対する積極的治療法であり、発症直後からこの治療法を採用すると、死亡率の低下、ADLの向上、合併症の治療等に有効である。また、慢性期の治療にも応用することができる。この画期的な治療法は、1987年11月に北京で開催された世界針灸連合学会で初めて発表され、多数の参加国の代表から特に注目をあび高い評価が与えられた。とかく脳血管障害に対する針灸治療は、後遺症期の症状改善に適しているとされてきたが、本治療法の開発により針灸治療は、脳血管障害の最前線に登場することになった。
 「脳開竅法」は、その治療におけるシステム化がはかられたことにより、多くの鍼灸師が実践できるものとなっている。開発者の石学 敏教授がいつも言われていることであるが、針灸においてはその治療効果に再現性をもたせることが必要である。それはまた臨床サイドにおける針灸の科学化につながるものである。本治療法は、約3000症例にわたってその治療効果の再現性を実践している。・・・・・・・
ISBN9784924954878
3990円


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