2012年7月15日日曜日

「高齢者と漢方」の講演会に参加

2012年7月12日(木)19:00~21:00、やつしろハーモニーホール、「やつしろ漢方セミナー」に参加しました。高速道路が八代から先は通行止めで、インターを降りたら、3号線の2車線の左は、大渋滞、蘭丸の父は、会場が右方向でスイスイでした、帰りは、大雨で、ハイワイパーにしたまま80Km規制の中、夕食も食べずに、蘭丸と蘭丸の母が待つ九品寺へ、頂いたサンドイッチとお茶を飲まず、食べずで、お土産にして、マッシグラに帰りました。
演題は、「高齢者と漢方」、演者は、佐賀県の「栗山一道先生」でした、古典の勉強不足の蘭丸のには、沢山(1枚のスライドが20行位で見づらいけど印刷物も頂きました)の情報を教えてもらい、古典の本を読まずにして「楽」をしました。来月、8月30日(木)には、熊本市内で、また講演会があるそうなので、必ず参加します。演題は、「補剤の使い方」だそうです。
主に6つの漢方薬をご紹介して頂きました。
老化の一つの大きな切り口は、「腎」が衰えるということになり、これを「腎虚」といい、「腎虚」であると、小児発達遅滞、遺漏、早漏、精液不足、性欲減退、歯槽膿漏、脱毛、白髪、無月経、閉経、不妊、頭重感、眩暈、耳鳴、難聴、健忘、思考力低下、視力低下、眼の乾燥、骨痛、骨退行性変化、四肢脱力、浮腫、腰痛、四肢のジンジン感、頻尿、尿失禁、水様性下痢、口渇、四肢のほてりや冷え、皮膚乾燥・・・などが起こる。さらに、他の臓器の衰えも起こる。
元気なお年寄には、まずは、「八味地黄丸」「牛車腎気丸」を、高齢者脳機能改善薬としては、「釣藤散」「抑肝散」を選択して、処方する。
お年寄りが病気なったら、熱があるときには、「補中益気湯」、熱がなければ、「六君子湯」を、処方するそうです。



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