2012年9月9日日曜日

映画(6)

 蘭丸の父母は、2012年9月2日(日)午後6時から、映画隣(とな)るを鑑賞しました。
 さまざまな事情を抱え、親と暮らせない児童養護施設の子どもたちと、それに寄り添う保育士の日常を描いたドキュメンタリー映画でした。刀川和也監督は、熊本市出身、熊本高校を昭和60年に卒業<蘭丸の父の15年後輩です>京都外大を卒業し、2001年からアジアプレス・インターナショナルの一員としてアフガニスタンの紛争地域を取材した。隣(とな)る人刀川和也監督が2003年から8年間、施設に密着して撮影。親代わりのマリコさんと生意気盛りのムツミ、甘えん坊のマリナを中心に日々の生活を追う。ナレーションや説明の字幕などはなく、ありのままの日常がスクリーンに展開する。蘭丸の父母は、両耳に2個づつピアスをし、茶髪で、タバコを吸いながら児童養護施設のムツミちゃんに会いに来た、若いムツミちゃんの母親<本当の母親で女優さんではありません>が、祖母と二人暮らしの自宅にムツミちゃんを連れて帰ろうとするシーンで、ムツミちゃんに、過去の虐待~タバコを押し付けるなど~を想像し涙してしまいました。ムツミちゃんの目は、タレントではなく、子役の演技ではなく、嬉しさと恐怖と戸惑いの子どもの目をしていました。保育士さん達は心配したが、1泊で施設に帰り、ムツミちゃんの誕生日は、施設の皆で祝う事になり、再度、涙しました。ホーッとしました、ワン!

0 件のコメント:

コメントを投稿