ISBN9784904224083 5040円 |
2012年9月12日水曜日
中医学ってなんだろう①人間のしくみ
2009年9月5日、東洋学術社から初版された、『中医学ってなんだろう①人間のしくみ』著者は、小金井 信宏 先生、1966年東京生まれ、日本生体調準医学研究所・所長。日本で音楽大学(作曲専攻)を卒業し、その後、中国・北京市に約10年間留学。国立北京中医薬大学・同大学院を卒業して帰国、中医師・中医学修士です。~~~「まえがき」から引用します。現代の日本人が中医学を学ぶとき、大きな問題が2つあります。①中医学は、大昔の人が作ったものである。⇒だから、「時代の壁」を越えなくてはならない。②中医学は、中国の人が作ったものである。⇒だから、「文化の壁」を越えなくてはならない。~~~健康とは?①陰陽学説:陰と陽のバランスが取れてる状態。陰と陽には「物質と機能」「臓と腑」「気と血」など、色々なものをあてはめることができる②五行学説:人間のなかの五行(五臓を中心とした5つの機能系統)が、「互いに依存する関係」(相生関係)と「互いに抑える関係」(総克関係)を通して、バランスを取っている状態③精気神学説:人間を成り立たせている「精」「気」「神」が融合して1つになり、全体として調和している状態④運気学説:大宇宙である自然界の流れに、小宇宙である人間もとけこみ、全体が調和している状態⑤経絡学説:経絡・経別・経筋・皮部など、個々の働きが正常で、経絡ネットワーク全体も、正常に機能している状態⑥蔵象学説:臓腑とそれに対する感情・器官など、個々の働きが正常で、さらに全体としてのバランスも取れている状態⑦命門元気三焦系統理論:命門からは止むことなく元気が生まれ続け、元気は三焦を通ってスムーズに全身へ行き渡り、臓腑・経絡・器官などが正常に働いている状態。~~~
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