2012年9月3日月曜日

体のツボ(1)

 2012年9月1日に、(株)マガジンハウスから発行された、クロワッサン新装版体のツボ大地図帖を紹介します。九品寺(くほんじ)健康塾で取り上げ、蘭丸の父が説明、補足していきます。是非とも購入していてくださいね。
ISBN9784838786220
680円

ここを、クリックするとPDF


2012年9月2日日曜日

舌診(1)

 2007年6月15日に、東洋学術出版社から初版された『CD-ROMでマスターする舌診の基礎』を紹介します。著者は、高橋 楊子 先生です。この本の「はじめに」から引用します。~~~~
舌は臓腑経路・気血津液・邪正状況を反映する客観的な診断指標
 中医学では、人体とは多数の経路によって繋がる全体的なものと考えている。体内の臓腑経路・気血津液・邪正闘争【正気と邪気の闘争。正気が勝てば健康、正気が負ければ病気になる】などのさまざまな状況は、経路を通じて必ず体表に現れる。いわゆる「蓋有諸内者、必形諸外」(およそ体内の諸々の状況は必ず体表に現れる)(『丹溪心法』【元代・朱震亨の病証に関する論述を弟子がまとめたもの】)である。
 舌診は中医の望診【中医学の4つの診断法の1つ。視覚を使って患者を診断する方法】に属し、舌象(舌質・舌苔・舌下静脈の色と状態)を観察することによって、疾病の性質・病位の深さ・病気の進退・正気の盛衰を判断する診断方法の1つである。
 また、舌診は患者の主観的な感覚に左右されず、疾病の原因をありのままに反映する客観的な指標でもある。ときには他の診断法より、迅速かつ鋭く疾病の前兆・進展・予後を判断することができる。そのため昔から、舌は「露出した内臓」「内臓の鏡」と称されている。現在の中医学において、舌診は弁証論治【病に証をたて治療を行う中医学独自の治療システム】するうえで欠くことのできないものとなっている。~~~~~
ISBN9784924954946
6300円

2012年9月1日土曜日

9月の漢方薬・針灸の勉強会予定

2012年9月に、蘭丸の父が参加予定の「漢方薬」「針灸治療」の勉強会予定です。
 8日(土)18:00~20:30第12回中医学研修講座(臨床)<東京>/2000円/医療関係者→詳細1,2
 8日(土)18:30~20:30第270回熊本県東方医学研修会/1000円/医療関係者→詳細は
16日(日)10:00~16:00第44回針灸セミナー<東京>/3万円/医療関係者→詳細は
17日(祝)10:00~16:00第44回針灸セミナー<東京>/3万円/医療関係者→詳細は1
20日(木)19:00~21:00第31回熊本漢方医学セミナー/500円/医師・歯科医師→詳細は
23日(日)14:00~18:00大阪刺絡研究会<大阪>/2000円/医師・歯科医師・鍼灸師
23日(日)10:00~16:00第4回熊本鍼灸臨床研究会/5000円/医療関係者
25日(火)19:30~20:50漢方ネットセミナー/無料/医師・歯科医師
27日(木)19:30~21:00熊本臨床漢方勉強会/無料/医療関係者→詳細は
蘭丸の父は、8日(土16日(日17日(祝)東京23日(日)大阪に勉強に行ってきます。

2012年8月31日金曜日

痛み止めが使えなくなった整形外科医

 2012年8月26日(日)午前10時から1時間、鶴屋東館「パレア」にて、東洋医学ひぐちクリニック・院長 樋口 理 先生の講演を拝聴しました。蘭丸の父は、蘭丸の母とともに、福岡県八女市の先生のクリニックに3月から通院しています。いろんな痛みを持っていた2人です、整形外科を受診すると、何処に通院しても鎮痛剤が効かないなら<手術をしなさい>です。「ロキソニン」「ボルタレン座薬」「リリカ」「モーラステープ」などを毎日、飲んだり、貼ったりしていましたが、改善せず、今年、2月18日(土)の熊本国際交流会館、第264回熊本県東方医学研修会での樋口 理 先生の『痛み止めを使わない整形外科医』の講演を拝聴し、すぐにFAXをして、治療勉強をさせてもらっています。東洋医学(漢方薬針灸治療など)の重要性を感じ、その道を勉強するようになった毎日です。また、初学者ですが、ブログをアップし、少しでも啓蒙に役立てばと想い、毎日、更新しています。ところで、先日の先生の講義の「結語」の抜粋を掲載させていただきます。~~~~~
整形外科疾患
●鎮痛剤の長期使用例では、薬剤を抜いて東洋医学的治療を行うと症状が緩和する。⇒薬を飲んでいる間は治らない。(ただ痛みを止めるだけ)
●鎮痛剤の絶対的適応:局所に熱(+)のワンチャンスのみ
       絶対的禁忌:冷えて痛む例ほぼすべて
樋口 理 先生のコメント
自然治癒力のある方でも、鎮痛剤は長くても3日が限度。慢性疼痛疾患では、鎮痛剤・湿布を続けると、更に悪化させると思われる。それを止めさせて温める治療法にかえると間違いなく、症状は緩和~軽減~消失・治癒へと導けます。
他科疾患
●西洋薬を長期連用しても治癒しない例、又はすぐに再発する例などは、薬剤を抜いて東洋医学的治療を行うと、症例によっては治癒へ導ける。
樋口 理 先生のコメント
疾病の多くは東洋医学では内因が多く、ほとんどは“冷え”て起こるものが多いと想われます。“冷え”て起こるものは温めれば良いと簡単な理論で治療が行えますが、西洋医学には、悲しいかなこの理論がなく、従って治療薬もありません。また薬があっても、冷やす性質ー合成薬の性ーで温めるものが全くありません。
③鍼治療には計り知れないパワーがあることが予想される。特に、“気”“疼痛”“感覚器;眼・耳・鼻など”の分野
樋口 理 先生のコメント
“気”と言っても、目に見えず捕らえ所がありませんが、“気分がすぐれない”“気分がめいる”など西洋医学では、年のせい、気のせい、疲れからなどと相手にされない事に対して、鍼治療をすると、直後にスッキリしたという返事がよくかえってきます。顔面神経麻痺は、鍼治療の独檀場と言っても過言ではないくらいに、有効かつ即効です。新鮮例では3~4回の治療で劇的に改善します。かなり時間のたった陳旧例でも対応できます。眼科・耳鼻科疾患なども、鍼治療をするとかなり有効です。飛蚊症・眼精疲労・耳眼痛・目がしょぼつく・目がボーっとする・目がかゆい・鼻がつまるなどは即効です。眼科や耳鼻科の先生が鍼治療をされると、多くの患者が救われると想います。皮膚科疾患の帯状疱疹の痛み等は、鍼治療をするとその場で軽減激減します。痛み止めやブロックより有効だと私は考えています。
④人から陰性食品を抜き、更に医原性の冷えを除くと、その人が浮かび上がってくる。※西洋医学の薬は人を冷やす。
樋口 理 先生のコメント
“冷えは万病のもと”の言葉どうり、多くの方からコーヒー・緑茶・ビール・水・甘い物・白い物・冷たい物・果物などの陰性食品(人を冷やす食物)を除き、更に痛み止めや湿布等の医原性の冷えを除くとその方の諸々の症状がとれ、健康体になります。
⑤何がtrue? 東洋>>西洋の可能性がある。
樋口 理 先生のコメント
患者さんには、東洋医学の食養生を指導し実践してもらい、東洋医学の治療手段~漢方・鍼灸・吸い球等~を提供しています。東洋に住んで居る日本人は、東洋があっているとしか言いようがありません。~~~~~       

2012年8月30日木曜日

映画(5)

 蘭丸の父母は、2012年8月29日(水)午後8時55分から映画『あなたへ』を鑑賞しました。
人は、いつも伝えきれない想いを重ねて、一期一会の旅を続けている。
高倉健が6年ぶり、81歳で主演するロードムービーです。共演はビートたけし、田中裕子、佐藤浩市、草彅剛、綾瀬はるか、余貴美子ら、降旗康男監督。
妻の故郷への旅。多くの人々との出会い。そこには妻の本当の願いがありました。
~~~北陸のある刑務所の指導技官・倉島英二(高倉健)のもとに。ある日、亡き妻・洋子(田中裕子)が残した2枚の絵手紙が届く。そこには、一羽のスズメの絵とともに“故郷の海を訪れ、散骨して欲しい”との想いが記されていた。そして、もう1枚は、洋子の故郷・長崎県平戸市の郵便局への“局留め郵便”だった。その受け取り期限まで、あと10日。刑務所に歌手として慰問にきていた洋子とは穏やかで幸せな夫婦生活を営んでいた。長く連れ添った妻とはお互いを理解い合えていたと思っていたのだが、妻はなぜ生前その想いを伝えてくれなかったのか・・・。妻の真意を知るため、彼女の故郷を訪れることを心に決める。妻の故郷を目指すなかで出会う多くの人々。彼らと心を通わせ、彼らの家族や夫婦の悩みや想いに触れていくうちに蘇る、洋子との心温かくも何気ない日常の記憶の数々。さまざまな人生に触れ、さまざまな思いを胸に目的の地に辿り着いた英二は、遺言に従い散骨する。そのとき、彼に届いた妻の本当の想いとは~~~
あなたはの大切な想い  あなたの大切な人に 届いていますかー

2012年8月29日水曜日

漢方薬~下痢~

 2012年8月21日(火)午後7時から「三井ガーデンホテル」にて『臨床に役立つ漢方講座』が、講師趙 基恩 先生、テーマが、《下痢症・食あたりに対する漢方処方》がありました。蘭丸の父は、初学者なので、下痢に処方する漢方薬の多さを知りませんでした。勉強になりました。
※症候による漢方エキス剤の使い方・選び方
湿熱泄瀉型
●臨床の症候
下痢、便の色が黄色、悪臭、腹痛、腸鳴、肛門の灼熱感、排便後にすっきりしない、裏急後重、身体の熱感、舌質が紅、舌苔が黄膩、脈が弦滑。
●漢方エキス剤
(14+15)半夏瀉心湯黄連解毒湯、(1+15)葛根湯黄連解毒湯
寒湿泄瀉型
●臨床の症候
家鴨の糞のような下痢、激しい場合は水のようなもの、腹痛、腸鳴、暖めると楽になる、痞え感、顔色が悪いなど、舌質が淡、舌苔が白い、脈が沈遅あるいは細弱。
●漢方エキス剤
(115)胃苓湯、(32+17)人参湯五苓散
陽虚泄瀉型
●臨床の症候
脾腎陽虚により毎朝夜明けに腹痛、腸鳴、下痢が見られ、なかなか治らない。寒がり、腹部や四肢の冷えなどを伴う。舌質が淡、舌苔が薄白、脈が沈細弱。
●漢方エキス剤
(410)附子理中湯、(30+32)真武湯人参湯
肝鬱泄瀉型
●臨床の症候
腹痛があるとすぐ下痢する、排便後に腹痛がなくなり、粘液便あるいは血便、しばしば腹部の膨満感、不快感、ゲップ、悪心、いらいら、食欲不振などを伴う、舌質が淡、舌苔が薄白、脈が弦緩。
●漢方エキス剤
(35)四逆散、(24)加味逍遥散
傷食泄瀉型
●臨床の症候
食あたり、腹部の膨満感、ゲップ、口臭、腹痛、腸鳴、下痢便に悪臭があり、排便後に腹痛が楽になる。舌苔が白膩、脈が滑。
●漢方エキス剤
(79)平胃散、(115)胃苓湯
脾胃虚弱
●臨床の症候
軟便あるいは下痢、排便回数あg多い、便に消化不良物を伴う、油濃いものを食べると増悪、腹部の痞え感、食欲不振、疲れやすい、顔色が悪い。舌質が淡紅、舌苔が薄白、脈が沈細弱。無力。
●漢方エキス剤
(43)六君子湯、(128)啓脾湯
傷暑泄瀉型
●臨床の症候
夏バテ、疲れやすい、無力感、食欲不振、軟便あるいは下痢、咽喉部の乾燥感など。舌質が紅、舌苔が薄黄、脈が沈細数。無力。
●漢方エキス剤
(136)清暑益気湯

2012年8月28日火曜日

線維筋痛症友の会

 蘭丸の父は、入会してはいないのですが、『線維筋痛症友の会』を紹介します。
20年(平成21年)7月に、厚生労働省線維筋痛症研究班代表研究者・日本維筋痛症学会理事長・東京医科大学医学総合研究所所長 西岡 久寿樹 先生のHOMEに記載されているお話です
謎の痛みで心身とも苦しんでいませんか?
「維筋痛症」は、原因不明の全身的慢性疼痛です。
こわばり感、倦怠感、疲労感、睡眠障害、抑うつ、頭痛、過敏性腸炎、微熱、ドライアイなどが伴う事もあります。他覚的初見としては「特異的圧痛点」(ツボのようなもの)を押して診断しますが、通常の検査では何も異常がないのも特徴です。問診票による予備診断基準が採用されている場合もあります。膠原病やリウマチと症状が似ている部分もあります。また、慢性疲労症候群・膠原病・リウマチ・血清反応陰性脊椎関節炎等を併発することもあります。周囲の理解を得ることが難しいため、患者は精神的に辛い状況に陥ることも少なくありません。検査で異常がないため、病院を転々とすることも珍しくありません。以上に心当たりのある方は、リウマチ科の専門医に診ていただくことをお勧めします。骨や関節に変形は見られないといわれており、適切に診断され早いうちに適切な治療を受ければ、社会復帰も可能であり、命に関わる病気ではないと言われています。